カテゴリー別アーカイブ: 行政視察

行政に頼らない地域づくり

鹿児島県鹿屋市の南部に位置する「柳谷集落(通称やねだん)」は行政からの金銭的支援を受けることなく元気一杯のまちおこしを実践する地域で視察に行って来た。

人口わずか311人、電車もバスも通らない高齢化率40%の小さな村の取り組みは多いに参考になるものであった。

55才で自治公民館長になった豊福哲郎氏は「子どもの教育から高齢者の生きた福祉までを行政に任せることなく住民一人ひとりの出番を引き出し、地域再生を」の理念の下、熱い情熱と斬新なアイデアで住民をグイグイ引っ張った。

この構想を実現するために実施したのが遊休農地を活用したさつまいもづくりと畜産排泄物を土着菌利用による堆肥づくり。獲れたさつまいもは地域酒造メーカーに依頼して焼酎「やねだん」に。両者を販売して年間600万円の収益。これに掛かる労力はすべて住民のボランティア

この自主財源を使って高齢者には緊急連絡装置の配備や手押し車の無償貸与。子どもの教育には対しては公民館を寺子屋にし、様々な分野の人を講師に呼んでの生きた授業。その講師料を収益金から支出。また全戸に1万円のボーナス支給とか。これら全て行政の支援なし。

豊重館長曰く、「人を動かすのは情熱です。その情熱も本気の本気でなければダメ」

強い愛郷心と自ら率先垂範のこの豊福館長には脱帽です。でも我々だって出来ない事はないはず、多くの恵まれた地域資源を活かした魅力一杯の糸島作り。

視察して感動だけに終わらせないよう今後の私の活動の目標です。

視察報告

糸島市の海岸沿いの防風林である松林が松枯れ被害に遭い、有効な対応策を見出せないでいる。この防風林を守る代替案と町おこしのヒントを探しに日本一のツバキのまち(島内に椿が約440万本ある)五島・福江島に 行ってきました。ヤブ椿を市の花木として制定し、ツバキを活用したさまざまな取り組みが実施されていました。

1.2月から3月にかけて実施される椿まつりなど観光資源の目玉の一つになっている。

2.資生堂とタイアップした商品の開発ですでに化粧品として商品化され販売されている。

3.耕作放棄地に椿を植栽することでその解消に取り組んでいる。

4.「椿と教会と海」をテーマにした世界遺産登録の準備も進められている。

このようにして地域資源を守り、育てながらまちの活性化に取り組んでいる先進事例は今後の糸島市のあるべき姿の参考になりました。今後いろんな場面で執行部に提案していきます。また松に替わる防風林にもなり得ることが分かり、今後更に研究して実現にむけた調査を続けて行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

行政視察報告

2泊3日の日程でまちの活性化策の具体例を見学し、学ぶために先進地の視察に行ってきました。どの自治体も地域資源を有効に活用したもので興味深いものでした。

1.静岡県富士宮市(フードバレー構想)

古くから市内に多くあった焼きそば店が自ら中心市街地活性化の目的で「焼きそば学会」を立ち上げ町おこしの活動を開始した。H.19年に当地で開催した「第2回B-1グランプリ」を契機に富士宮焼きそばが全国的に有名になった。

2.静岡県三島市(街中がせせらぎ事業)

富士山が産み出す湧き水に恵まれた三島市は水辺空間と市内に点在する文化、歴史施設をネットワーク化して回遊ルートを整備することにより中心市街地の活性化を目指した取り組みでした。市民・企業(大学)・行政がパートナーシップにより役割分担する協働作業が成功のポイントだと言えます。この活動形態は糸島市にも芽生えつつあります。市民団体やNPO等とも連携することによりさらに住みやすい、住んでみたいまち糸島市の実現が可能になります。私も微力ながらまちの活性化に役立つ努力を続けていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地中熱利用で冷暖房が可能に

地中熱を利用した冷暖房装置を実用化した企業の現地視察に行ってきました。地下5m下の地中温度は年間を通じてほぼ一定しており、大体15,6度だそうです。これを利用したのが地中熱利用換気システムです。地下5mの所にパイプを打ち込みそこに空気を送り込み、地中熱(15,6度)に触れさせて夏は涼しく冬は暖かい新鮮な空気に変えるというものです。かかる電気代は1/3ほどで正しく再生可能エネルギーの有効活用の先進事例です。このシステムを導入した施設が糸島にあると聞きビックリしました。そこにも近いうち訪ねる予定です。